2025年5月4日日曜日

ニポカリマブ/FDA(2025年5月)【重症筋無力症】

 ニポカリマブ最新


ジョンソン・エンド・ジョンソン J&J

ヤンセンファーマ  

20250501

”米国食品医薬品局(FDA)は、アセチルコリン受容体(AChR)または筋特異的キナーゼ(MuSK)タンパク質に対する抗体を持つ全身型重症筋無力症(gMG)の成人および12歳以上の青少年の治療薬としてニポカリマブを承認した。 
                                                    
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ニポカリマブ(Imaavy)


ニポカリマブは、FcRn阻害薬。米国市場で入手可能な他のFcRn阻害薬との違いは、幅広い患者に使用可能とのこと。

他のFcRn製剤との違い

📍米国では、ウィフガートやヒフデュラは抗AChR抗体を持つ成人
📍リスティーゴは両方の抗体(AChR、Musk )小児適応なし

米国で抗体(AChR、Musk)を問わず、小児と成人の両方の患者に承認されている唯一の薬剤である。


抗体陰性

セロネガティブについては、米国と日本の承認対象が違う。

(ウィフガートやヒフデュラも米国は抗体陽性が対象だが、日本は抗体陰性も対象となった。)

日本での承認は正式に承認が出るまでわからない。


FDA承認  去年申請は出され優先審査対象となっていた。


・2025年4月29日全身型重症筋無力症の治療薬としてFDA承認された。

・ニポカリマブ 2024年にFDA申請 優先審査対象

・商品名として、Imaavy(イマーヴィー)がと名付けられている。


日本申請中

ヤンセンファーマは、2025年1月30日製造販売承認を日本で申請した。

      

対象、投与方法


・アセチルコリン受容体(AchR)筋特異的キナーゼ(Musk)タンパク質に対する抗を持つ全身型重症筋無力症の成人

・12歳以上の青少年の治療薬として承認 

・2週間毎に静脈内注入で投与


日本での承認と年内販売されることを期待する。



💉私の体調と治療


退院後初通院

5月2日(金)午後の受診。

午後受診は初めてかも?

血液検査があるため食事を取らずに採血を待つので待ち時間が辛い。


体調

退院後、食べる(飲みこみや噛む)ことは良くなった。

しかし、夕方から少し症状が出るため何でも好きなだけ食べるのは無理。

10点中7点ぐらい

時間帯で食事を工夫して摂らねばならない。

入院から退院後軟食や量を取れず体重は減った。


血液検査と結果


ステロイドの関係上、糖質のとりすぎに注意を受けていた。

最近HbA1c上昇もあり退院後も間食に注意して過ごした。結果、正常値に戻りOK!

意識するとちゃんとコントロールできるので、ステロイドの量をうまく減らしたい。


通院治療開始

ヒフデュラからウィフガートに戻しての治療2回めを今月中頃から開始。

入院治療を交えての治療で症状の緩和できる期間が伸びることに期待。


自宅でのリハビリ

入院中点滴の時間が長くなかなかリハビリ室へ行く事が出来なかったが、点滴に入る前、朝一番の予定を組んでくれたのでリハビリも何度が受けることが出来た。

退院帰宅後も体が一番動く朝食後にリハビリ室で行った運動+目の筋力トレーニング・マッサージを行っている。

加齢に伴う筋力低下を感じている。また、座った状態でも背、腰、首の弱さから姿勢維持できる時間の短さに苦労している。

👨‍🦽少しでも筋力を維持できるよう

💪トレーニング。